FX取引のリスク
FXには、たくさんのメリットがありますが、同時にデメリットもあります。
元本が保証されていない商品だからこそ、きちんとリスクを把握して取組みましょう。
為替変動リスク
為替レートの変動により損失が発生する可能性があります。
レートが不利な方向に進んだ場合、預けている証拠金以上の損失が出る場合もあります。
流動性リスク
希望するタイミングで売買できない可能性があります。
マーケットが薄くなる主要国での祝日、NYクローズ間際、週始めのオープン時などの取引や、普段から流動性の低い通貨(マイナー通貨)での取引では、リスクが発生しやすいです。
また、経済状況の急激な変化や、需給悪化時には注意が必要です。
信用リスク
FX業者の状況によって被るリスクがあります。
例えば、以前は、業者が破綻した場合、預けた証拠金が返還されないことがありました。
現在は、顧客から預かった資産を自社の資産とは区別して信託銀行などの第三者に預託して管理することが法律で義務付けられているため、顧客資産は守られるようになりましたが、この仕組みも万全ではないため全額返還されない可能性もあります。
金利変動リスク
FX取引は、ポジションを保有している場合、スワップポイントの受取または支払が発生します。
スワップポイントの金額は、各国の景気や政策など様々な要因によって日々変動します。そのため、その時々の金利水準によって受取金額が減少したり、金利差が逆転して金利差を支払うリスクがあります。
→スワップポイントとは
カントリーリスク
通貨発行体(国)の政治・経済・社会情勢の悪化によって、取引に支障をきたす場合があります。
レバレッジリスク
レバレッジを効かせた取引を行うと、少ない金額で大きな利益を得る可能性がある反面、大きな損失を被る危険もあります。
ロスカットにより損失の限定は可能ですが、相場の急変でロスカットが追い付かなかった場合など、証拠金額を超える損失が発生することがあります。この場合、損失分の支払いが必要になります。
→レバレッジとは
→ロスカットとは